愛があれば・・・ → 明日に向かって家族生活を継続
愛があれば・・・
オンリーワン、当たり前でしょ!
例えば、
(結婚前)
・愛している人に巡り会いたい
・一番愛している人と結婚したい
(結婚後)
・亭主元気で留守がいい
・仕事が忙しく、家にはほとんどいない
・自分の子どもから「おじさん」と呼ばれた日本の現状:
離婚が増加している。
再婚も増加している。
例えば、
(結婚前)
・愛している人に巡り会いたい
・一番愛している人と結婚したい
(結婚後)
・亭主元気で留守がいい
・仕事が忙しく、家にはほとんどいない
・自分の子どもから「おじさん」と呼ばれた日本の現状:
離婚が増加している。
再婚も増加している。
明日に向かって家族生活を継続
結婚を夫婦が子どもなどと共に暮らすこととします。
人類は、結婚に関しどのような選択を?
人類は、結婚に関しどのような選択を?
人類はペア(1夫1妻)戦略を選択
人類の祖先は、肉食獣が徘徊しているサバンナに進出し、霊長類の中では多産となっています 図表2-5-1 。また、夫婦の類型は、1夫多妻、1妻多夫、多夫多妻(乱交)、そしてペア(1夫1妻)のなかから、人類の祖先はペアを選択したのです 図表2-5-2。
人類は家に家族が揃うことを選択
毎日家に帰り、家族揃って共食、共寝、共起床、顔を合わせて談笑、を家族間相互作用のもとに行い、そして生殖活動。生殖活動は夫婦間に限定 図表2-5-4 。
人類は、結婚後も親との関係を維持
人類の娘はペアを機に親の元から出ていきますが、その後も親たちと付き合いを続けます 図表2-5-2。
家族は継続性が求められる
結婚は家族が揃う家族生活の始まりです。明日に向かって毎日繰り返される訳ですから、継続できるかどうかが最も重要となります。言語による愛ばかりでなく、互いが共感・共鳴できる“生活スタイル”を目指し、得られるまで具体策の試行錯誤を繰り返すことを覚悟することが必要と思われます。
注:
図表2-5-1 山極寿一「人類進化論」裳華房 2010年3月 65
図表2-5-2 山極寿一「人類進化論」裳華房 2010年3月 73
図表2-5-4 山極寿一「人類進化論」裳華房 2010年3月 97
図表2-5-1 山極寿一「人類進化論」裳華房 2010年3月 65
図表2-5-2 山極寿一「人類進化論」裳華房 2010年3月 73
図表2-5-4 山極寿一「人類進化論」裳華房 2010年3月 97