人生のヒント: 子育て世代 – 育児(3)家族

子どもは社会の宝なのに、何故家族? → 家族間相互作用の継続

子どもは社会の宝なのに、何故家族?

・子どもが増えてほしいのでしょう?
だったら社会が育児をして下さい。・子どもをみるのは、誰でも良いのでは
極端には、ロボットでも良いのではないか?・家族といっても、産んだ母親のことでしょ・育児といっても、早期教育など大変!お金もかかりそう

家族間相互作用の継続

人類の子どもの特徴に一つは、ゆっくりとした成長です。子育ては思春期までかかりますので大変です。

人類の子育て戦略

母親だけではなく、父親はじめ大人、集団が育児

人類の祖先が集団生活を選択した理由、男性・女性のペアを選択した理由の一つは育児ですから、子育てには集団の協力が“織り込み済み”、父親をはじめ大人が子育てに参加する戦略です。

脳神経系の発達環境戦略

さまざまな刺激入力が繰り返し継続して行なわれることが脳神経系の発達にメリットがあります。集団、隣人には繰り返しと継続性に難がありますので、巣(家)の中で家族間で相互作用として行うことを人類は選択したのではないでしょうか?

豊かで継続する家族間相互作用を!

重要なことは知識を与えることではなく、脳神経系をつくり上げることです。そのために家族間相互作用を豊かにすることがポイント、お金はかかりません。
(月齢・年齢と必要な家族間相互作用)
基本:共食、共寝、共起床、見つめ合っての談笑など豊かな刺激環境
○~4か月 母親が母子関係を築くことがポイント。母親のみで良い。ただし、母親へのサポートは必要。
○4か月~ 父親をはじめ多くの大人(隣人など)の参加が必要。面と向かって刺激入力、反応を見て再度刺激入力(ほめるなど)を繰り返す
○2歳~ 同年代の子どもが必要

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